ROXY。
調べてみると、1990年にブランドが立ち上げられ、
1993年にあのROXYのロゴがうまれた。
親会社のQuiksilverロゴをミラーリングし、
ハート形に形作られたロゴのアイディアには脱帽だった。
昨日、なにげなくEIKOさんが洋服の整理をしていると、
なんとその頃のROXYのウエアが出てきた。

しかもTシャツには、ブランド立ち上げ当時のROXYの顔:リサ・アンダーセンの
サインまで。
このサインをリサにもらった時に、「あなた、もうROXYのTシャツを持っているの!」
って、びっくりしていたのを憶えている。
サーフブランドでレディースというカテゴリーがまだ確立されていなかった1990年代前半。
ROXYの出現は、ぼくにはかなりセンセーショナルだった。
この写真を見てもわかるように生地や柄、パターンなどすべてにおいて、
ROXYは立ち上げに全力投球したことがよくわかる。
とにかくあの頃のROXYはハイエンドなオトナのレディースサーファーをイメージさせた。
結局ROXYの出現以来、どのブランドもレディース部門を立ち上げ、
タケノコのようにレディースサーフブランドが乱立した。
いまではROXYも様変わりしてしまい、時代の流れを肌で感じる。
だけど、昨年の12月にカリフォルニアに行った際にQuilsliverのストアで見た
レディースクロージング。
ROXYとは銘打っていなかったけど、計算し尽くされたハイエンドな
オトナの女性が着れるアイテムを打ち出していた。
20年を過ぎて、眠れる獅子がまた目を覚ましたということだろうか。
これからのナショナルブランドの動きが楽しみだ。